【第3話】地獄のオーストラリア留学記【ホームステイ編】
こんにちは!坂道のいいちこです。ひとつよしなに。
今回はオーストラリア留学記の第3話を書いていこうと思います。主にホームステイについてです。
さてさて一応ですが2話の内容を振り返ってみます。
いいちこ!まさかのぼっちで出発手続き!!
到着したぜ!でもなぜかめちゃくちゃ待たされた・・・。
くっそうこれが海外の洗礼ってやつなのか、でもドMだから大丈夫さ!!!
こんな感じの事を書いたと思います。これを読んでもわかる通り、とりあえずいいちこがドMであることはわかっていただけたのではないでしょうか。それで充分です(笑)
さあ気を取り直して第3話。ホームステイ先に向かう車に乗ったのですが、道中に気づいたことがまず一つ。
全部の家がデケぇ!!!
さすがはオーストラリア。広大な土地があるので一つ一つの家がちゃんとデカいです。アパートはほとんどなかった印象があります。(おそらく場所によるのでここは主観です)また、道中では羊の放飼いがされてる場所があったりと自然で溢れていました。
老後はオーストラリアで暮らすのも悪くねえな、、、なんて生意気なことを考えている間に、ホームステイ先に到着しました。着いてみると、その家もめちゃくちゃデカい。
恐る恐るインターホンを鳴らすと、マザーが出迎えてくれました。すごいやさしそうな人で、やったやん!!て思いました(笑)ホームステイ先の家族構成は父母と息子娘の4人家族でした。
そして、家についての紹介はファザーがやってくれました。ちなみにこんな感じです。
フツーにすごくないですか・・・?
ファザーが日本の庭が好きらしく、自分で手入れしてこのようになっているそうです。
これからここで暮らしていけるなんて最高だなあと思いながら、荷解きを済ませると、マザーがハウスルールについて書かれた紙を渡してきました。
ざっくりルールをまとめると、節電するようにしてね!というようなルールがびっしりと。大体こんな感じでした。
①シャワーと歯磨きは10分以内
②夜は10時には電気を消す
③夜中充電器をさしっぱなしにして寝ない。
④朝はパンと牛乳
僕としては、まあ海外だし、これくらいのルールでも仕方ないかなあという感じだったのですが、後に外国語学校でできた友達によると、いくらなんでも厳しすぎる!という意見をたくさんもらいました。友達たちのホームステイ先は、そんな厳しいルールはないから、変えてもらうべきだと言われました(笑)
ここら辺でわかってくると思うのですが、皆さんお待ちかね。いいちこの地獄が徐々に始まっていきます。
事件はホームステイ2日目に起こります。シャワーを浴びた後、だらだらしているとマザーが部屋に入ってきました。その理由は、シャワールームにいる時間が長すぎる、というクレームでした。僕自身、ハウスルールの中の「歯磨きとシャワーを10分以内で済ませる」というのは無理だと考えていたため、急ぎでやってはいたものの、ちゃんとルールを守ろうという意識はあまりありませんでした。
しかし、そんな僕に対してマザーはスマホの画面を見せてきました。何だろうと思って見てみると、それはリビングにあった監視カメラの映像でした。そこには僕が脱衣所に向かった姿と、歯磨きシャワーを済ませ、部屋に戻る姿が映し出されていました。
それを見ながら、「15分かかっているじゃないか!昨日は17分だぞ!10分以内で済ませるのがうちのルールだ。脱衣所に入るときにタイマーをセットしろ。」と言われました。
流石に恐怖しかなかったです。まずそもそも、なんで家の中に監視カメラがあんねん!とツッコミたくもなったのですが、それができる空気ではありませんし、いいちこは関西出身ではありません。
そこからはお察しの通り、自分との戦いが始まります。言われた通りに10分のタイマーをセット。全力で歯磨きを済ませ、そこからシャワーを浴びます。
今思い返すと中々に面白いですよね。なぜ一番のリラックスであるお風呂の時間が、タイムトライアルになっているんでしょうか(笑)
まあこのことだけであれば、一応ハウスルールですし、ドMないいちこは喜んで我慢したのですが、もう一つのことが致命的になります。それは・・・
夜ご飯が肉しかねえ!!!
というところでした。正直これが一番きつかったです。ある日の夜ごはんでは、タンドリーチキン1本とフライドポテト(ドギツイ塩味)がでました。
わしゃアメリカ人かーい!!とツッコミたくもなったのですが、察しの通りいいちこは関西出身ではありませんし、どちらかといえばボケ担当です。そして、驚くべきことに、野菜がほとんど出ませんでした(笑)かろうじでグリーンピースが一度出たぐらいでした。
他にも、衝撃的だったのが土日のお昼ごはんです。留学のプランには、土日は3食出ると書いてあったのですが、なんとカップ麺のみ。ホームステイ先にもかなりのお金を払っているはずなのに、この対応は流石にひどいのでは・・・?と、ついにいいちこがしびれを切らします。
こんな家、出て行ってやる!!!
そう決心したいいちこ。
甘ったれんじゃないよバカタレ!と思われるかもしれませんが、一応自分で頑張って貯めたお金で来ていましたし、このわがままはギリギリセーフと思いたい(笑)まあ他にも、10時に電気消さないといけなかったので、勉強する時間がとれないというのも理由にありました。
それから、いいちこはホームステイ先を変えたいということをマザーに伝え、了承を得ることができました。ルール上、次のところを探すために1週間待たなくてはなりませんでした。さてさて無事に移動できるかなあなんて思っていたそんな時に、またもや事件が起こってしまいます。
長くなったのでこの話はまた次回に。
今日はこの辺で。アディオス!!(瑠奈ちゃんもブログ更新したよ!)